中型ラジコン除草機/マルチャーの比較 その1
ここでは、ラジコン小型除草機/草刈機を、1100mm~1400mm刈幅程度の草刈機と定義します。
その刈幅において、エンジンは30馬力~55馬力程度となります。
この中型ラジコン草刈機において、国産は存在せず、国産は乗用式のみになります。
エンジン
中型のラジコン草刈機は、全てディーゼルエンジンとなり、どのディーゼルエンジンを使用しているのか?が機械選定の重要な要素になります。
国産の汎用小型ディーゼルエンジンメーカーは、ヤンマー、クボタ、三菱、IHI,コマツ 等があり、海外製の汎用ディーゼルエンジンメーカーでは、米国では コーラー Kohler、パーキンズ Perkins カミンズ Cummins キャタピラー Catarpiller ドイツ ドイツ Deutz 等があります。
それらの中で、一番使われていると思わわれるエンジンは、ヤンマー製です。
海外製のディーゼルエンジンの歴史は長く、日本でも部品の流通/整備は出来ますが、その整備工場がどこにあるか?を事前に知る事が大事かと思われます。
弊社の75馬力以下のディーゼルエンジンはヤンマー製一択で、100馬力以上はカミンズエンジンとなります。
カミンズは世界で最も多くの種類のエンジンを製造していますが、小型汎用エンジンを製造しておらず、大きさは、72馬力程度から船舶用1500馬力等になります。
ヤンマーは、世界で初めて小型横型水冷ディーゼルエンジン HB型を作った会社で、小型ディーゼルエンジンでは最も信頼性が高いと思われます。
最新のディーゼルエンジンには、Noxを燃焼するDPFという装置があり、それが壊れると高額の出費となります。当然、定期的なオイルフィルター交換、エンジンオイルの交換は必要です。どのラジコン機種が、どのエンジンを搭載しているかを考慮する事は大事だと思われます。

